突然発症した大人アトピーの完治までの道のり

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大人アトピーの原因は小麦?

治らない大人アトピーの原因は日々、当たり前にやっている行動や習慣、食生活にあるのではないかと思って、まずは食生活を見直してみた。

 

普通の食事で自然と入ってくるアレルギー物質は卵や小麦、乳製品。また、アレルゲンとして可能性は低いが、米などもよく食べている。

 

この中で最も可能性が高いと思ったのが小麦である。普段から麺類や甘いものが好きでよく食べていた事と過去に小麦を食べて運動すると急激なアレルギーを起こす症状を経験していたからだ。

 

「小麦アレルギー」で検索すると原因不明の体調不良の原因が実は小麦だった!という記事が多く、中には自分と同じような肌荒れを起こしている人もいた。

 

そこで、思い立って、小麦断ちを実行してみた。

しかし、いざやってみるとこれが大変!!

大好きな麺類やパンはもちろんNG、甘いものも洋菓子には大抵小麦が使われているのでNG、揚げ物も衣がダメ、とろみを付けるために小麦粉が使われているカレーやシチューもダメ。

 

また、小麦アレルギーの原因は小麦中に含まれるたんぱく質グルテンが問題となると言われている。味噌汁などに入っている麩もグルテンから作られているからダメ。また、グルテンは小麦以外の麦類にも含まれており、ビールには大麦麦芽が使われており、小麦ほどではないが、グルテンを含むし、最近コンビニ飯でよく見かける押し麦やもち麦にもグルテンは含まれている。

 

もうNG食材連発で完全な小麦断ちは不可能に近い。外食が多い人は尚更。

よって、最近は以下のルールで小麦を極力避けるようにしている。

グルテン量の多いパスタ、うどん、パン、ピザ、麩は極力避ける。

・揚げ物の衣やカレーなどの少量しか小麦がついていないものはオッケー

・誰かと外食する時は小麦のことは気にせず食べる。

・食べたいと思った美味しそうなものは小麦のことを気にせず食べる(これ大事)

 

こんな感じでゆる~い小麦断ちをやっています。

ちなみにやむを得ず小麦を食べる際はグルテン分解酵素を含むサプリメントというものがあって、こんなものを利用しています。

日本で売られている酵素サプリは高いので、

「iHerb」という海外のサプリメントを購入できるサイトから購入しました。

最初は海外サプリってちょっと怖いイメージでしたが、こちらの商品は特に問題ないようです。

 

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iherb.co

 

 

で、そんなゆる~い小麦断ち生活を9か月ぐらいやった結果・・・

 

大人アトピーは全然治らず・・・(´;ω;`)

 

やり始めた頃は小麦が原因であると確信していたので、

きっと劇的な効果があると思っていたのに期待したほどではなかった。

完全な小麦断ちではないが、それでも以前に比べて小麦摂取量は確実に減っているはずなのに症状の改善は見られないということは小麦は大人アトピーの主原因ではないと考えられる。

ただ、小麦断ちをしてみてわかったこともある。

小麦はアトピーの主原因ではないけれど、少なからず自分の体に悪影響を及ぼしているってこと。

 

たまに誘惑に負けて、ラーメンやパンをがっつり食べてしまうことがあるが、

そうすると食べて数日は体全身の痒みが増す!!顔の炎症も増えてくるような気がする。

 

だから、今後も小麦は極力控える生活を続けようと思っている。

食事の欧米化に伴って、日本でも小麦アレルギーの人が増えているそうなので、

大人アトピーの人は小麦断ちを試す価値アリです。

 

 

腸内環境改善のためにヨーグルト量産化へ

アトピーにはヨーグルトが効果的!って話は割とよく聞く話ですよね。

ヨーグルトを販売しているメーカー各社が研究論文等も発表されていて、

学術的にも証明されている確かな情報だと思います。きっと大人アトピーにも効果があるはず。

 

でも、ヨーグルトって継続的に食べると結構費用がかかりますよね。

今回はそんな悩みを解決するために少しでもコストを抑えつつ、

ヨーグルトを継続的に食べるための情報です。

 

タイトルの通り、ヨーグルトが高いならば自分で作っちゃえ!っていうのが

今回の結論です。

 

ヨーグルトは牛乳を乳酸菌で発酵させたものなので、

牛乳を買ってきて、種菌として市販のヨーグルトを少し入れて40℃ぐらいで保温してやれば、ヨーグルトが完成します。

 

でも、その40℃の保温が難しく、今まで気軽にヨーグルトを自宅で作ることは

出来ませんでした。

 

でも、最近は便利なものが出来ました。その名も「ヨーグルトメーカー」

 

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牛乳パックごと保温出来るマシーンですね。

私は写真のものを愛用しておりますが、甘酒などの他の発酵食品も作れる温度調節機能付きのものをおすすめします。ヨーグルトの銘柄の違いによる微妙な温度コントロールも可能になります。

 

 

 

これを使えば牛乳と種菌用の小さなヨーグルトを買ってこれば、ヨーグルトを量産出来ます。特別な乳酸菌を使った少し高いヨーグルトも大量に作る事が出来ます。

 

それでは、私が実践しているヨーグルトの作り方を紹介します。ポイントは器具の滅菌をして雑菌を繁殖させないこと。手順は以下の通り。

 

1.牛乳1Lパックを買ってくる。

 500mlでも問題ないですが、コスパは下がります。

 

2.お好きな銘柄のヨーグルトを少量買ってくる。

どんなヨーグルトでもだいたいは作れますが、たまにうまく出来ない銘柄もあるそうです。そんな時は以下のサイトを使って、仕上がりや発酵時間、温度などを調べます。個人的におすすめなのはヤクルトのソフール。酸味が少なくて食べやすい。

tanica.jp


 3.牛乳をパックごと2~3分電子レンジでチンして人肌程度に温める。

牛乳パックを電子レンジにかけるのは最初、破裂しないか心配だったが、意外に大丈夫!

乳酸菌が元気になる40℃付近に予め温めておくことで他の雑菌が増えるのを防ぐ。

ただし、カスピ海ヨーグルトの場合は30℃が適温なので、温める温度もそれに合わせて調整してください。

 

4.ヨーグルトを投入。

牛乳パックを開封し、牛乳を100mlぐらい別容器に移してから50gぐらい(目分量)のヨーグルトを投入する。牛乳を少し移さないとパックからあふれます(^_^;)

ヨーグルトを投入する時は、容器から直接入れてもいいし、スプーンを使ってもいいです。でも、その際は金属製のスプーンを使い、ガスコンロの火で軽く炙って滅菌してから使って下さい。滅菌する時は火傷に注意して下さいね。

 

5.牛乳とヨーグルトを混ぜる。

牛乳パックキャップを付けて、上下にゆっくりと転倒させながら混合。この時、牛乳が少し漏れることがあるので注意。流しなどでやりましょう。

牛乳パックキャップはこんなやつを使っています。

 7.完成

5~ 7時間も培養すれば完成です。うまくいっていれば、牛乳が固まっているはず。

 

8.食べる前に次回の種菌を取りましょう。

さっそく食べたいと思うかもしれませんが、次回の種菌を取っておきましょう。

まずは種菌を取る容器を滅菌します。

100均で売っている電子レンジ可のタッパーを用意します。

そこに水を1cmぐらい少量入れて、蓋は乗せるだけの状態にして、電子レンジで2分ほどチンします。そうすると内部に蒸気が充満して滅菌されます。

あとはそのタッパーを少し冷まして、種菌用のヨーグルトを取ります。出来るだけ出来の良さそうな部分を取ります。そして、冷蔵庫で保管。これをしておけば、次作るときは種用のヨーグルトを買ってくる必要がありません。

 

このやり方をすれば牛乳を買ってさえ来ればヨーグルトがたくさん食べられます。

ぜひ、お試しあれ!!

大人アトピーの肌の保湿にはベビーオイル

大人アトピーに関わらず、大人の肌トラブルは乾燥が原因となる場合が多いそうです。

 

今日は私が実践している保湿の話をします。

 

冬場は特に乾燥しやすいですし、夏場でも特にお風呂上がりに何も対策をしないと肌が乾燥してしまいます。

特にアトピーの人は肌のバリア機能が弱く、病院でも保湿剤としてワセリンやプロペト(純度が高いワセリン)が処方されます。

 

でも、ワセリンを塗るとベタベタするし、見た目もテカテカした感じになって、私はあまりつけたくないんですよね。

 

そこで何か他に良いものはないかなーと色々と探していて見つけたのがこれ!

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他の保湿剤に比べて安価だし、肌を刺激する添加剤も含まれていないので、

とってもいいんです。

 

使い方にもポイントがあって、お風呂上がりではなく、風呂場から出る直前に使うのが効果的。

肌が濡れた状態で、手に数滴とり、全身に万遍なく塗り広げていきます。体が濡れているとベビーオイルの伸びが良く、少量で万遍なく塗れます。

肌に水分がたっぷりある風呂場で保湿をすることによって、効果が高まります。

その後は、お風呂場から出て、そのまま体を拭きます。(バスタオルがオイルまみれになるのが少々難点・・・)

 

また、炎症が強く出ている場合は保湿だけでは良い結果が得られないかもしれないので、そのような場合は最初にしばらくの間、ステロイドを塗り、肌の炎症を鎮めてから上記の保湿をすることによって、効果が得られます。

肌の防御機能を回復した後に、保湿をすることにより、炎症が起きる間隔を伸ばし、ステロイドを塗る頻度を抑えることが出来ました。

 

ぜひ、お試しあれ!!

 

私の大人アトピーの症状

私の症状を紹介します。

 

症状が出ている部位は以下の場所

  • 顔(特に額と目の周り)
  • 肘の内側
  • 左足の膝の内側

症状が出ている箇所は赤く炎症を起こしています。

そして、かなりかゆい。

特に額や目の周りはかゆくて、粉を吹いてます。

 

こんな感じ↓ (この写真は炎症がピークだった頃。今はもう少しマシにはなっています。)

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粉が眼鏡についてすぐ汚れてしまうのが結構イヤなんです。

 

また、なぜか朝は症状がおさまっていることが多く、朝一番に鏡を見ると比較的きれいな状態になっています。きっと睡眠によって炎症が抑えられているんだと思います。

それならば、生活習慣を変えて、睡眠時間をたっぷり確保すれば大人アトピーは治るんではないか?と考えてはいますが、なかなか実行に移せず、現在に至っています。ちなみに睡眠時間6時間程度。多くもないが、病気になるほど少なくもない。

 

また、不思議なことに数か月周期で症状の良化と悪化を繰り返している。

すごく症状が激しくて、顔が真っ赤になる時期もあれば、症状がほとんど出なくてついに完治した!?と勘違いしてしまうような時期もある。

 

原因は未だに不明であるが、推測としては原因は複数あって、それらが疲れやストレスなどで体の抵抗力が弱ったときに症状が強くなるのではと考えている。

 

残念ながら、まだ完全回復には至ってないので、これからも原因を探っていきます。

金属アレルギーテストやってみた

4件目に行った病院は今までよりも大きな総合病院でした。

 

そこの病院でも最初はステロイドを出されて、それを塗って、治って、

薬塗るのを止めたら、また再発のパターンを何度か繰り返した。

 

また、同じ結果かと思ったけど、その病院が他のところと違ったのは金属アレルギーのパッチテストやってくれたこと。

 

実は、昔、眼鏡のフレームで金属アレルギーを発症したことがあって、今回の皮膚炎も金属アレルギーを疑っていた。しかも、皮膚炎を発症するちょっと前に新しく行き始めた歯医者で治療して、大きな金属の被せ物を付けたところだったので、その点からも金属アレルギーを疑っていた。

 

ほんとはその被せ物を取ってみる事が得策なのだろうが、歯全体に被せるクラウンというタイプのものでやり直しをするとかなり費用がかかるため、もし、根本原因じゃなかったら、ダメージがでかい。そこで、今回、金属アレルギーテストをやってみて、様子を見てみようと思ったわけです。

 

 

今回、受けた金属アレルギーテストは以下の手順でやりました。

  1. 金属の溶液を浸したパッチを背中に貼り付ける。今回は17種類の金属+陰性対照のワセリンを試しました。
  2. 2日間、パッチを貼り続けて、金属成分を肌に接触させる。お風呂や汗をかくような作業は控える。
  3. 2日後、病院に行き、パッチをはがして貼った箇所の状態を見て判定する。
  4. 3日後も判定を行う。
  5. 一週間後も判定を行う。

 

こんな感じでやります。(汚い背中ですみません・・・)

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そして、パッチを剥がした後の経過がこちら

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この金属アレルギーテストの注意点は以下の5つ

  1. 2日間、お風呂に入れない
  2. 2日間、汗をかく作業ができない
  3. 汗をかきやすい夏場は判定しづらい
  4. 連続して病院に行かないといけない
  5. 背中を見てくれる協力者がいないとつらい

ちなみに私がやった病院では保険適用でこのテストを実施出来ました。

よって、費用面はそれほど高くありません。

 

なんとか苦労して実施して私の金属アレルギー結果は

スズ、マンガン、クロムに反応あり!でした。

 

更に通っている歯医者に連絡し、私の歯に入っている金属の成分を確認してもらいました。

 

私の歯に入っている金属は「白金パラジウム合金」

一般的に歯の詰め物に使用されている合金です。

その成分は金、銀、パラジウム、銅、その他微量金属(亜鉛、イニジウム、ガリウムイリジウム

 

この合金は保険治療に使われるものでその成分はどこでもほとんど同じ成分だそうです。(ただし、世の中には悪徳な歯科技工所があり、より安価な異なる金属を使うところもあるという噂もあります。)

 

というわけで、アレルギー反応があった金属は歯の詰め物には含まれていませんでした。

 

よって、歯の詰め物は皮膚炎の原因ではない。・・・はず。

 

はず・・・と書いたのは、インターネットで調べてみると金属アレルギー陰性の人であっても歯の金属の被せ物を全部除去したら、今まで長年悩んでいた肌荒れやアトピーの症状が劇的に改善した!という記事がチラホラ出てきます。

 

なので、歯の金属をすべて除去しない限りは金属アレルギーの疑いはクリアーにはならないのですが、とりあえず私の場合は歯の金属の全除去は最終手段として置いておき、他の原因を探ることにしました。

 

以上、金属アレルギーについてでした。

病院を転々と。。。

薬を塗らなくなった途端に皮膚炎が再発してしまったので、

仕方なく、再度病院に行ってみました。

 

 

しかし、診断は同じ薬を塗り続けてくださいと言われただけだった。

 

そんな中、行っていた病院の口コミサイトを見たところ、ものすごく評判が悪いことが判明!!

このままだと、薬を塗り続けるだけの治療が延々と繰り返されるのでは?という不安がよぎり転院することを決心。

 

 

近所で比較的評判が良さそうな皮膚科を探していくことにした。

 

 

次に来たのは、アレルギー科の看板も掲げていた皮膚科。

いざ、診察してもらうとそこには怖そうなおじいちゃん先生。

こちらの話をあまり聞いてくれるような感じはなく、少し見て診察は終了。

 

 

 

ここでも同じく、ステロイドと思われる謎の塗り薬をもらった。

薬の説明や薬品名の記載はなく、小さなプラケースに入った塗り薬。

 

その後、言われた通りの用法容量でヌリヌリ・・・・・

 

治った!!・・・でも、治ったと思って、塗り薬やめると元に戻った!!(´;ω;`)

 

この病院も何度か行きましたが、症状が改善しないし、何より先生が威圧的でこちらからの相談が出来ない感じがあったので、途中で行くのをやめました。

 

実はこの後も同じようなやり取りを別の病院で続け、短い期間に3件ほどの病院を巡ることになりました。

 

後から知ったことですが、このように病状がよくならないので、病院を次々に変えてしまうことを「ドクター・ショッピング」といって、アトピー患者などに多い状態だそうです。

転院して改善されればよいのですが、前医の治療やこれまでの治療履歴がはっきり分からないまま、同じ治療をゼロから繰り返されてしまう状態になります。また、医師のやり方が異なるため、かえって、混乱を招き、どの治療が有効なのか判らなくなってしまうこともあるそうです。

まさに自分がその状態で先が見えない状態に混乱し、どうすべきか途方に暮れていました。

 

そして、また次の病院を探す日々。。。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原因不明の皮膚炎-発症編-

最初の発症は2014年の夏頃

 

目の上あたりが少し赤くなっていることに気づいた。
触ると少しザラザラした感じがあり、軽い肌荒れかなと思った。

でも、最初は放っておけばそのうち治るだろうと思っていて、まったく気にしてなかった。

そして、放置すること約1ヶ月・・・・

 

 

治る気配なし、それどころかちょっと広がってきた???

 

 

仕方がないので、近所の皮膚科へ行くことに。

皮膚科の先生が言うには、夏場で油分や汗がたくさん分泌される時期に洗顔が不十分だったため、
肌が炎症を起こしてしまったとのこと。

ステロイドの塗り薬を出しておくので、それを塗りつつ、洗顔をしっかりしながら様子を見ましょうと言われて、
診察終了。

しかたないので、塗り薬をヌリヌリ、洗顔もいつも以上に頑張りました。

1~2週間程度で治るでしょうと言うことだったので、10日間ぐらいは頑張りました。

その結果・・・・

 

 

 

治った!赤みはなくなり、皮膚のザラザラもなくなりキレイになりました。

 

 


しかし、薬を塗らなくなった数日後・・・・

また出てきた(´・_・`) しかも、前よりちょっと広がったような気が。。。

ここから、この原因不明の皮膚炎との闘いがはじまる。